京都発の社員旅行で行きたいオススメ蔵見学

社員旅行の行き先として、日本の伝統的な食文化に触れることができる蔵見学はいかがでしょうか。

蔵の見学はとても人気があり、多くの社員旅行でも行程の中に組み込むと喜ばれます。

京都から貸切バスを利用して、日帰りもしくは1泊2日で楽しめる、
近畿地方および周辺エリアの魅力的な醤油蔵、味噌蔵、酒蔵をピックアップしました。

歴史と伝統を感じながら、作る工程を学ぶとともに試飲・試食を行っている蔵元もあり、
社員の皆さんの交流を深める絶好の機会になるはずです。

1. 社員旅行として行く!日帰り行程でのおすすめ蔵見学(近畿地方)

京都から貸切バスで約3時間圏内の近畿地方にある蔵をご紹介します。

移動負担が少なく、日帰りでその日の夕方頃に京都へ戻れるため、短期間で充実した旅行に最適です。

🍺 社員旅行としてのオススメポイント(日帰り)

蔵元種類場所社員旅行でのオススメポイント
ヒガシマル醤油第一工場醤油兵庫県
龍野市
薄口醤油として有名な企業で製造工程の見学が可能。
10名までのため、少人数の社員旅行であれば選択肢に入れることができる。
旧本社社屋を活用したうすくち龍野醤油資料館も近くにあり、江戸時代からの醤油醸造の用具・資料などが展示されている。
白鶴酒造資料館蔵の見学はできないが、白鶴の酒づくりの歴史を最新の映像設備で紹介される。
資料館としてわかりやすく展示されており、試飲も可能。
同じエリアで菊正宗酒造記念館もある。
梅乃宿酒造奈良県
葛城市
伝統的な酒蔵見学に加え、リキュール類も人気。
実物の米や発酵中の音が聞ける展示などがあり、工程を体感することができる。
試飲はお酒が苦手な場合もノンアルコールで楽しめる。
新丸本家 九曜蔵醤油和歌山県
湯浅町
伝統的な醤油蔵での作成工程を見学でき、団体の場合は、スタッフによる解説がある。
蔵見学の後は醤油ソフトクリームを堪能することもでき、幅広い年齢層に満足いただける。
中野BC株式会社和歌山県
海南市
日本酒だけでなく、梅酒の製造工程も見学可能。
梅酒・梅シロップ漬け込み体験や日本酒造りの櫂入れ体験をすることもできる。
  • 移動時間の短縮
    貸切バスなら、移動中の車内を休憩やレクリエーション、朝礼などに活用でき、効率よく楽しめます。
  • 体験プログラムの導入
    醤油絞りや味噌玉づくり、梅酒・梅シロップの漬け込み体験といったワークショップを取り入れることで、参加者同士の共同作業が生まれ、チームの交流が深まります。
  • 食文化の学び
    銘酒・銘品の背景にある歴史や、職人のこだわりを学ぶことで、知的好奇心を満たし、大人旅の満足度が向上します。


2. 社員旅行として行く!1泊2日行程でのおすすめ蔵見学(広域エリア)

京都から1泊2日で少し遠くで楽しめる蔵をご紹介します。

各地の風土が育んだ特色豊かな蔵を巡り、温泉や観光名所と組み合わせることで、より地域の特色を楽しむことができます。

蔵元場所社員旅行でのオススメポイント
福光屋石川県金沢市1625(寛永2)年創業の地元の老舗。実際の酒造工程を間近に見学できる「蔵内コース」(酒造期間限定)と、純米造りの日本酒をテイスティングができる「唎き酒コース」をされている。
カクキュー八丁味噌愛知県岡崎市伝統的な八丁味噌の蔵元。
特徴的な円錐状の味噌樽が並ぶ蔵の見学は圧巻。
味噌料理を食べることができる食事所が併設されており、地元の食文化に深く触れることも可能。
菊池酒造岡山県倉敷市仕込みの様子を説明したビデオの視聴と、試飲ができる。
所要時間が15分程度~なので、倉敷とその周辺への行程で、あと1か所どこか行きたいという際、地元の酒づくりを学ぶ機会を入れるのも良い。
本家松浦酒造徳島県鳴門市解説付きで酒蔵の見学ができる(登録有形文化財の旧仕込み蔵や母屋など)。
見学後は併設の直売所 ナルトタイの店にて試飲もすることができる。
ヤマロク醤油香川県小豆島日本五大醤油産地の一つ、小豆島。
『天然もろみ蔵』の見学体験ができ、古い木桶が並ぶ風景は壮観。
オリーブや観光名所と組み合わせて、瀬戸内の魅力を満喫できる。

💼 社員旅行としてのオススメポイント(1泊2日)

  • 地域経済への貢献
    地元のお土産や蔵元の限定品を共同購入することで、旅の思い出が増えるとともに、
    会社として地域を応援する意識を高められるます。
  • 観光名所とのセット
    蔵見学の後に、金沢の兼六園、愛知の城下町、小豆島の観光名所など、
    その土地ならではの観光地とセットで楽しむことで、リフレッシュ効果が高まります。
  • ご当地グルメを満喫
    見学した蔵で製造された現地の郷土料理を食べたり、加工品を楽しむことで、
    食を通して部署や役職を超えた親睦を深められます。

3. 社員旅行での蔵見学の注意点

日本酒・味噌・醤油といった発酵食品は、酵母菌や乳酸菌の力でもろみを育て製造されます。

それぞれ菌の活躍により製造されるため、他の酵母菌や乳酸菌の影響を受けてしまうと、
本来つくりたい日本酒・味噌・醤油の製造がうまくいかなくなってしまいます。

そのため、納豆などの強い菌で製造された他の発酵食品を前日・当日に食べてしまうと、
蔵元の酵母菌や乳酸菌が納豆菌などに負けてしまい、蔵元に影響が出てしまうため、
見学前日から食べることを控えるお願いをされることが多いです。

特に「納豆は食べないでほしい」という蔵元が多く、納豆菌は最強のようです。

社員旅行で蔵見学をされる際は、事前に幹事様より参加される社員へ周知徹底しておくことが必要です。

4.社員旅行で貸切バスを利用するメリット

社員旅行で蔵見学を計画する際、貸切バスを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 試飲・飲酒の心配なし
    運転手がいるため、社員全員が気兼ねなく試飲や、昼食・夕食でお酒を楽しめます。
  2. 移動がスムーズ
    公共交通機関の乗り換えや、重いお土産を持っての移動がなく、団体行動のストレスを軽減できます。
  3. 時間管理が容易
    訪問先の蔵や観光名所に合わせた柔軟なスケジュール調整が可能で、計画通りに旅を進められます。

今回ご紹介した蔵以外にも、行先に応じて見学可能な蔵を探すとともに、
ご要望に応じた社員旅行のプランのご提案をさせていただきます。

行き先や料金、貸切バスについて気になられましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。


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